看板メニューをTシャツにします #08 手づくりにこだわったグルメバーガー　AS CLASSICS DINER

看板メニューをTシャツにします #08

手づくりにこだわったグルメバーガー　AS CLASSICS DINER

名店料理2019.4.22 Mon.

名店の看板メニューでプリントTシャツを制作する連載企画第8回。2005年に駒沢公園のほど近くにオープンしたアメリカンダイナー、AS CLASSICS DINERで人気メニューのベーコンチーズバーガーをオーダーした。

“アメリカンフードといえばジャンクフード”という先入観にチャレンジし、丁寧な手仕事にこだわって屈指の人気店となったAS CLASSICS DINER。駒沢公園駅から自由通りをしばらく歩き、駒沢通りを左折した右手に位置する。住宅街といえる立地だが、ランチどきには店の前で待つ客の姿もあり、地元の人に愛されていると同時に、このお店を目当てにここまでやって来る客も多いことがよくわかる。

店内はレトロモダンなインテリアで彩られ、メニューが書かれたカウンター上の電光パネルや大きなジュークボックスが本場のオーセンティックなアメリカンダイナーの雰囲気を演出する。人気メニューの一つ、ベーコンチーズバーガー（1530円）を早速いただいた。ビーフパティに使用されているのは、メキシコ産のクロッド（肩から腕にかけての肉）。焼肉屋のメニューにあるミスジやサンカクなど、筋肉からなる赤身肉の集合体であり、それをハンドチョップで100％つなぎなしのビーフパティに仕上げている。

噛むほどに旨味が広がる肉らしい肉の味わいを、やはり自家燻製によるベーコンのスモーキーな風味と脂身の甘味、濃厚なチーズが追いかけてくる。ほどよいシャッキリ感の残るオニオンがアクセントとなり、ボリューミーなベーコンチーズバーガーに一体感が生まれている。夢中でがっつき続けてしまう癖になる味だ。ケチャップやマヨネーズ、マスタードなどの調味料も自家製にこだわり、クラブハウスサンドウィッチやロコモコ、オリジナルのコブサラダまで魅力的なメニューが並ぶ。