音楽とTシャツ

vol.6 MONO NO AWARE

Music2018.9.12 Wed.

音楽というか、ミュージシャンとTシャツは切っても切れない関係性にある。ライブをするときの衣装として。オーディエンスと共鳴するための強力なツールとして。そして自らを表現するためのカンバスとして。これからの日本の音楽シーンをリードしていくバンドマン、ボーカリストなど期待のミュージシャンに「譲れない一枚」を着てきてもらい自らの言葉で紹介! 前回に続きMONO NO AWARE第2弾。

加藤成順(Gt.)

これは僕の友人が主宰している「SKIN」というブランドの曜日Tシャツです。月曜日から日曜日まで7種類のモデルがあって、僕は全種類持っているんですけど、曜日ごとのバリエーションが楽しめます。今年のフジロックでもそうだったんですけど、僕は大事にしているTシャツをすぐ汚してしまうんですね(笑)。ジーンズなどは汚れてもあまり気にしないんですけど、Tシャツを汚してしまうとショックを受けるんですよね。そういう面でもこのTシャツは気軽に着れるところがよくて。移動やライブ後、汗をかいたときによく着用しています。Tシャツを買うときは着心地とボディのシルエットを重視しています。古着で買うことはあまりなくて、好きなブランドのものを買うことが多いですね。

竹田綾子(Ba.)

これはUKのバンド、The CribsのTシャツです。もともとレコードを個人輸入して購入するくらい大好きなバンドなんですけど、光栄にも今年5月に開催された彼らの来日公演でサポートアクトを務めさせてもらって。当日はメンバーとも話すことができて、すごくうれしかったです。記念に彼らのTシャツを購入したいと思っていたんですけど、現場ではバタバタしていて結局買うことができなくて。でも、後日、メンバーから「MONO NO AWAREのメンバーにプレゼント」ってこのTシャツが送られてきて。感激しました。バンドTシャツは本当に気に入ったものしか買わないですね。Tシャツは素材と合わせる服にフィットするように着丈にこだわりますね。

MONO NO AWARE

東京都八丈島出身の玉置周啓(Vo.&Gt.)と加藤成順(Gt.)が、大学時代に柳澤豊(Dr.)と竹田綾子(Ba.)に出会い結成。2017年3月に1stアルバム『人生、山おり谷おり』をリリース。ジャンルの枠に囚われない独創的なソングライティングとサウンドプロダクション、ポップネスによって彩られた楽曲群は中毒性が高い。2ndアルバム『AHA』のリリースを記念した全国ツアーが9月28日の札幌公演を皮切りにスタートする。詳細は下記の公式サイトをチェック。

http://mono-no-aware.jp/

photo & text: Shoichi Miyake

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