California Issue

戦闘意欲を高める白いTシャツ 総合格闘家 宇野薫

California Issue2018.10.25 Thu.

総合格闘技界のパイオニアとして20年を超えて最前線で戦い続ける宇野薫。世界最強のファイターが集うUFCにも2001年から参戦し、アメリカの格闘技ファンたちも魅了している。近年はブラジリアン柔術にも挑戦する宇野に、ロサンゼルスで開催される大会を前に取材した。

「トレーニングでは、自分が着たいトレーニングウェアを着ることでモチベーションを上げる」と語る宇野薫は、自らトレーニングウェアブランド「ONEHUNDRED ATHLETC」のディレクターを務めている。ウェアがメンタルを刺激し、戦闘への意欲を高める。白いTシャツへの思いも同様だと語る。

「試合での入場コスチュームでも、道場のロゴがプリントされたものだったりしますが、白いTシャツを着ることが多いです。白という色が、試合に挑む気持ちに持っていってくれる。そういう効果が大きいのかもしれません」

43歳を迎えた今も、引退に意識が及ぶことはない。次回は、そのモチベーションについて行ったインタビューを動画でお届けする。

宇野薫

総合格闘家/ヘッドトレーナー。1975年、神奈川県出身。高校時代にレスリングを、卒業後の専門学生時代に修斗を始める。1999年に修斗の世界ライト級チャンピオンとなり、2001年よりUFCに参戦。2010年にはスポーツウェアのブランド「ONEHUNDRED ATHLETIC」を立ち上げ、ストリートからも注目を集める。総合格闘技や修斗の大会へも参戦を続け、2018年3月には、柔術の国際大会「マスター・インターナショナル・アジア2018」で見事に優勝を果たす。
https://unodojo.com/
https://www.uno-caol-showten.com/

写真と文:中島良平

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